世界最高峰の死闘/CL決勝 マンチェスター・U vs チェルシー
マンチェスター・ユナイテッドは、26分にロナウドのヘディングシュートで先制。
これまでビッグマッチではあまり得点していない、とも言われていたが、点を取るべき選手が決めた。
ヘディングの打点の高さにも驚いた。味方のクロスに合わせるポイントにうまく入り込み、ああいうヘディングシュートが打てるようになったことも、昨シーズンに比べて大きく成長したところだ。
前半はユナイテッドが1点リードで折り返すかと思ったが、終了間際にチェルシーが同点に追い付く。ユナイテッドのディフェンスも人数は揃っていたが、ずるずる下がって、ミドルシュートを打ったエッシェンへの寄せが甘くなってしまった。「前半は1-0でよし」という守りの気持ちが出てしまったのかもしれない。
こぼれ球にしっかり詰めていたランパードはさすがだ。
後半、そして延長戦はチェルシーがペースを握る時間帯も多かったが、ランパードとドログバのシュートがゴールの枠に弾かれた時、今日はユナイテッドにツキがあるな、と感じた。
延長後半、チェルシーはドログバがヴィディッチの顔を叩いて一発退場に。結果的に、これがPK戦にも影響を与えた。
PK戦では、エースやキャプテン、その試合で活躍していた選手が失敗することがしばしばあるものだが、ユナイテッドはクリスチアーノ・ロナウドが失敗。フェイントをかけようとして、いったん完全に止まってしまったことで、GKツェフは逆にタイミングを合わせやすくなったように見えた。
一方のチェルシーは4人目まで全員成功し、テリーの番に回ってきた時には、これはもうチェルシーが勝ったかな、と思ったが、足を滑らせてシュートは枠を外れてまさかの失敗。勝負はすんなりとは決まらなかった。
テレビでPK戦を見ていると、「この選手は外しそうだな」という予感(や願望)がすることがあるが、チェルシーの7人目でアネルカが出てきた時にもそう感じた(ユナイテッドを応援していたから、というのもあるが)。眉間にしわを寄せて、神経質そうな顔をしていたので、自信を持っているようには見えなかったからだ。
ファン・デル・サールがアネルカのPKをセーブして、ユナイテッドの優勝が決まった瞬間、周りのユナイテッド・ファンと一緒に飛び跳ねて叫んで、喜びを爆発させた。
ミュンヘンの悲劇から50年ということもあり、また、ファーガソン監督が、「自分が指揮した中で最強のチーム」というくらい戦力が充実していたので、今シーズン、チャンピオンズリーグで優勝しなくて、いつするんだと思っていたので、実現して本当にうれしかった。
テリーは号泣していた。己のすべてをぶつけて、仲間とともに戦った人にしか流せない涙だ。単にこの一戦だけを全力で戦っていたわけではない。これまでの人生をかけて、この一戦にたどり着いたのだ。
延長戦で至近距離からのギグスのシュートをゴール手前で弾き出したヘディングも、まさに“魂のクリア”というような、気迫溢れるプレーだった。
テリーの全力出し切り具合に近づけるくらいに、自分にとってのチャンピオンズリーグ優勝のようなものを目指したいな、というようなことも思った。
観戦したのは大崎のフットニック。窓が大きく取られていて自然光が入る作りになっているので、モスクワのナイトゲームを、だんだん空が明るくなってくる中で観戦して、ちょっと不思議な感じがした。
これまでビッグマッチではあまり得点していない、とも言われていたが、点を取るべき選手が決めた。
ヘディングの打点の高さにも驚いた。味方のクロスに合わせるポイントにうまく入り込み、ああいうヘディングシュートが打てるようになったことも、昨シーズンに比べて大きく成長したところだ。
前半はユナイテッドが1点リードで折り返すかと思ったが、終了間際にチェルシーが同点に追い付く。ユナイテッドのディフェンスも人数は揃っていたが、ずるずる下がって、ミドルシュートを打ったエッシェンへの寄せが甘くなってしまった。「前半は1-0でよし」という守りの気持ちが出てしまったのかもしれない。
こぼれ球にしっかり詰めていたランパードはさすがだ。
後半、そして延長戦はチェルシーがペースを握る時間帯も多かったが、ランパードとドログバのシュートがゴールの枠に弾かれた時、今日はユナイテッドにツキがあるな、と感じた。
延長後半、チェルシーはドログバがヴィディッチの顔を叩いて一発退場に。結果的に、これがPK戦にも影響を与えた。
PK戦では、エースやキャプテン、その試合で活躍していた選手が失敗することがしばしばあるものだが、ユナイテッドはクリスチアーノ・ロナウドが失敗。フェイントをかけようとして、いったん完全に止まってしまったことで、GKツェフは逆にタイミングを合わせやすくなったように見えた。
一方のチェルシーは4人目まで全員成功し、テリーの番に回ってきた時には、これはもうチェルシーが勝ったかな、と思ったが、足を滑らせてシュートは枠を外れてまさかの失敗。勝負はすんなりとは決まらなかった。
テレビでPK戦を見ていると、「この選手は外しそうだな」という予感(や願望)がすることがあるが、チェルシーの7人目でアネルカが出てきた時にもそう感じた(ユナイテッドを応援していたから、というのもあるが)。眉間にしわを寄せて、神経質そうな顔をしていたので、自信を持っているようには見えなかったからだ。
ファン・デル・サールがアネルカのPKをセーブして、ユナイテッドの優勝が決まった瞬間、周りのユナイテッド・ファンと一緒に飛び跳ねて叫んで、喜びを爆発させた。
ミュンヘンの悲劇から50年ということもあり、また、ファーガソン監督が、「自分が指揮した中で最強のチーム」というくらい戦力が充実していたので、今シーズン、チャンピオンズリーグで優勝しなくて、いつするんだと思っていたので、実現して本当にうれしかった。
テリーは号泣していた。己のすべてをぶつけて、仲間とともに戦った人にしか流せない涙だ。単にこの一戦だけを全力で戦っていたわけではない。これまでの人生をかけて、この一戦にたどり着いたのだ。
延長戦で至近距離からのギグスのシュートをゴール手前で弾き出したヘディングも、まさに“魂のクリア”というような、気迫溢れるプレーだった。
テリーの全力出し切り具合に近づけるくらいに、自分にとってのチャンピオンズリーグ優勝のようなものを目指したいな、というようなことも思った。
観戦したのは大崎のフットニック。窓が大きく取られていて自然光が入る作りになっているので、モスクワのナイトゲームを、だんだん空が明るくなってくる中で観戦して、ちょっと不思議な感じがした。
FC東京の土肥と福西がヴェルディへ
東京の両チーム間で、主力級が移籍する初めてのケース。
J1昇格以来、昨シーズンまでFC東京の不動の守護神だった土肥が、ヴェルディでプレーすることになるとは、想像しなかった。
マンチェスター・ユナイテッド歴代最高のGKであろうシュマイケルも、最後はマンチェスター・シティーでプレーしていたけど。
実際、どうだったのかは分からないけど、功労者である土肥への対応としては、FC東京のクラブ側の配慮が足りていなかった、というような記事も読んだ(いきなり戦力外通告、みたいな)。
土肥、福西、両選手とも今シーズンは不本意だったと思うので、新天地での活躍を期待したい(大活躍しそうな予感がする)。
久しぶりの東京ダービーも、一層盛り上がりそうだ。
J1昇格以来、昨シーズンまでFC東京の不動の守護神だった土肥が、ヴェルディでプレーすることになるとは、想像しなかった。
マンチェスター・ユナイテッド歴代最高のGKであろうシュマイケルも、最後はマンチェスター・シティーでプレーしていたけど。
実際、どうだったのかは分からないけど、功労者である土肥への対応としては、FC東京のクラブ側の配慮が足りていなかった、というような記事も読んだ(いきなり戦力外通告、みたいな)。
土肥、福西、両選手とも今シーズンは不本意だったと思うので、新天地での活躍を期待したい(大活躍しそうな予感がする)。
久しぶりの東京ダービーも、一層盛り上がりそうだ。
ミラン 1-0 浦和/クラブワールドカップ準決勝
1-0というスコア以上の差は、やはりあった。
浦和はミドルシュートを打つ積極性はあったが、逆に言えばペナルティーエリア付近からミランの守備を崩してフィニッシュにつなげる術がなかったように感じた。
個の力という面でも、前半、カカーが緩急をつけたドリブルで中央突破した場面など、世界レベルとの差を感じた。
普段のJリーグでも、各チーム・選手に、一対一でガンガン仕掛ける姿勢や、ゴールに向かう貪欲さを、もっと期待したい。
国内の大会だけでは決して手にできない大きな経験値を、今シーズンの浦和の選手たちは手にした。
他のJクラブの選手たちにも、アジアを制覇し、世界と戦いたい、というモチベーションがこれまで以上に高まっただろう。
浦和はミドルシュートを打つ積極性はあったが、逆に言えばペナルティーエリア付近からミランの守備を崩してフィニッシュにつなげる術がなかったように感じた。
個の力という面でも、前半、カカーが緩急をつけたドリブルで中央突破した場面など、世界レベルとの差を感じた。
普段のJリーグでも、各チーム・選手に、一対一でガンガン仕掛ける姿勢や、ゴールに向かう貪欲さを、もっと期待したい。
国内の大会だけでは決して手にできない大きな経験値を、今シーズンの浦和の選手たちは手にした。
他のJクラブの選手たちにも、アジアを制覇し、世界と戦いたい、というモチベーションがこれまで以上に高まっただろう。


